2016.11.18
市民講座 生と死のフォーラム 第184「続 仏教の原点を考える」
市民講座 生と死のフォーラム 第184回
「続 仏教の原点を考える」
講師/清浄院住職・東洋大学名誉教授 宮内敦夫 氏
2017年1月12日(木)10:30 ●入場無料
会場/群馬ロイヤルホテル
●世界の宗教にはさまざまな教えがあります。キリスト教やイスラム教では神様がいて、われわれ人間がいます。神様のお導きによって、われわれは現世を正しく力強く前向きに生き、死後、神様のもと-天国・楽園に迎えられるのです。仏教では、絶対的な存在としての神様を考えません。人生は苦難に満ちているので、然らば、どのように生きたら安楽に生きられるか、その方法を教えてくれるのです。
前回は、仏教の原点である「四法印」のうち、諸行無常・諸法無我について話しました。今回は涅槃寂静・一切皆苦についてお話しします。人生は儚いが楽しい。苦しいことも、嬉しいこともありますが、それはいつまでも続きません。どんなことがあっても、それに一喜一憂することなく、平然と人生を生き抜くことができる人を「仏」といい、その術を教えてくれるのが仏教なのです。
◆企画・運営・主催/七施精舎+青山ハルナ事務所+七施舎
◆共催/群馬ロイヤルホテル
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