2017.08.25
市民講座 生と死のフォーラム 第192回「ハンセン病 負の歴史を直視し 次世代に継承する 」
市民講座 生と死のフォーラム 第192回
「ハンセン病 負の歴史を直視し 次世代に継承する 」
講師/群馬大学社会情報学部教授 西村淑子 氏
9月4日(月)10:30 ●入場無料
会場/群馬ロイヤルホテル
●日本のハンセン病隔離政策は、1907(明治40)年に始まり、軍国主義の台頭と共に徹底されました。戦後、特効薬の普及に伴い隔離の必要はなくなりましたが、国は1996(平成8)年まで、隔離政策を継続しました。誤った国の政策により、患者やその家族は、筆舌に尽くしがたい苦しみを味わい、ハンセン病に対する根深い偏見・差別から、今も本名を名のることのできない入所者も少なくありません。
「過去に目を閉ざす者は、現在にも盲目になる」。これは、元ドイツ大統領ワイツゼッカー氏の有名な言葉です。現在、世界中で秩序や価値観が崩れ、社会が不安定になり、危険なナショナリズムが台頭しています。そのような時代だからこそ、二度と過ちを繰り返さないために、負の歴史を直視し、次世代に語り継ぐことが求められていると思います。2016(平成28)年2月からの群馬大学社会情報学部のハンセン病問題への取組みについて紹介しながら、これからどのように取り組んでいくべきか、一緒に考えたいと思います。
◆企画・運営・主催/七施精舎 + 青山ハルナ事務所 + 七施舎
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