2016.09.30
市民講座 生と死のフォーラム 第182回 「遺言書の必要性」 ~争族にならないためにも~
市民講座 生と死のフォーラム 第182回
「遺言書の必要性」 ~争族にならないためにも~
講師/相続・遺言研究会代表 司法書士 塩谷宗男 氏
11月10日(木)10:30 ●入場無料
会場/群馬ロイヤルホテル
●人は70歳半ばになりますと、家族のこと、財産のこと、事業のこと、墓のこと、などなどを考えるものです。しかし「自分の終焉(死)後のことは分からないし、興味もない」と言われる方が多いのも事実です。それが、相続が「争族」になってしまうことの誘因なのです。
相続手続きでは、「遺産分割協議書」を相続人の全員で作成することになりますが、この協議が合意にならず、「争族状態」ですと、裁判所の調停で兄弟姉妹同士が争うことになるのです。これは、自分が終焉となるときまでに対策を立てないことがすべての原因と言えます。
その解決方法としては、公正証書遺言の作成があります。公正証書遺言は公証役場が関与していますので、ほかの遺言書に比べて安心です。いざというときに慌てないためにも、元気なうちから熟慮していただきたいと思います。
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