市民講座 生と死のフォーラム 第128回 他力を問うー法然や親鸞らがめざしたものは何だったのかー | 市民イベント

市民講座 生と死のフォーラム 第128回
他力を問う
講 師／七施精舎主宰　　浅川煕信 氏
入場無料
日 時／４月２日(月)10:30　
会　場／群馬ロイヤルホテルー法然や親鸞らがめざしたものは何だったのかー

●「他力」信仰に対するものに「自力」信仰があります。しかし現代仏教における「自力」は限りなく我欲に近いものではないでしょうか。日本で初めて、民衆に信仰の光を与えた念仏者として、法然や親鸞らがあげられますが、当時の念仏信仰は現代の宗派としての念仏信仰とは一線を画すものです。作家の五木寛之さんは「他力を問い直すことによって日本仏教の明日、ひいては世界の信仰の可能性を拡げる」旨の発言をされていますが、私も根本的に共鳴するものです。今日、現代社会から切実に求められている「他力」信仰を根源から考えてみたいと思います。