2017.12.05
市民講座 生と死のフォーラム 第196回 「今を生きるか 死後の行先か ~包括的な福音について~ 」
市民講座 生と死のフォーラム 第196回
「今を生きるか 死後の行先か ~包括的な福音について~ 」
講師/日本聖契キリスト教団宣教師 ジム・ピーターソン 氏
1月19日(金)10:30 ●入場無料
会場/群馬ロイヤルホテル
●死後のことを心配するのは文化、時代や信仰を超える普遍的なテーマです。キリスト教も時代や状況によっては、死後のことに焦点を合わせることもありました。「どうすれば天国に行けるのか」「何をすると地獄行きになってしまうのか」と言った問いにやたら注目することもあったのです。イエス・キリストの十字架も、多くの神学的解説により人間の罪の赦しをもたらす側面が強調され、その目的は「人間を地獄から救い、死んだ後に天国に行けるためである」と、多くは理解されてきました。
しかし近年は、その理解がいくらか変わってきています。日本では3.11の災害も大きな要素となっていますが、多くの教会や教団において、キリスト教の中心的なメッセージである「福音」そのものを再検討することに至っています。教会が人々に伝え、また社会において実行していくべきことは何であるのか。「罪の赦し」と「死後の行き先」を語るべきなのか、それとも「福音」の理解を拡大し、今、生きるこの世のことにも考慮すべきなのか。これは「包括的福音」と言われ、多くの教会で徐々に受け入れられています。キリスト教の姿を大きく変えている出来事について考えてみたいと思います。
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